タレント候補さんいらっしゃーい(新婚さんいらっしゃい風に)
また古いネタですが、参院選のタレント候補のこと。
タレント議員を否定するつもりはさらさら無いけど、皆さん落ちて良かったと思います。こちら側の視点でも、あちら側の視点でも。
落ちた人たちを列挙すると、凄い数が出て来ました。多分全部調べられていませんが、わかる範囲で。
・真山勇一(66) キャスター
・庄野真代(55) 歌手
・原田大二郎(66) 俳優
・岡崎友紀(56) 女優
・桂きん枝(59) 落語家
・池谷幸雄(39) 体操選手
・江本孟紀(62) プロ野球
・中畑清(56) プロ野球
・堀内恒夫(62) プロ野球
・西村修(38) プロレスラー
・長塚智広(31) 自転車
・河合純一(35) パラリンピック競泳
政治的活動をされている人も中に入るようなので一概には言えないのですが、担がれただけの人は次は出ないのではないでしょうか?そんな方たちは正直、応は援できません。
こういう人たちが使う「一般市民の目線で」というフレーズも飽きあきました。タレント候補はそもそも一般市民とは言えませんし、何が目的でどんな政治活動をしたいのかを聞きたいのにぼんやりしたことしか言いません。そりゃそうです。今までは外から眺めるだけの人たちだったのですから。
額に汗をかき、自転車で声を枯らしてる政治家を見ても何とも思いません。プロの政治家を目指している人、そしてその準備をしてきた人たちにできることなら投票したい。
ちなみにタレント候補の影にいる糸引き役が誰なのか見れば、何をするために立候補したのかも透けて見えます。だから谷亮子さんも応援するつもりありませんし、小泉ジュニアの一般庶民対抗馬にも今のところ何も感じないです。そこに志が産まれるとしても、それが信じられるだけの「時間」が立たない限り。
ぶっちゃけ、選挙がおもしろくないと思いませんか?有識者は投票率なんたらって言う前に、選挙が面白いかどうか考えてみたらいかがでしょう?少なくともみんなの党は選挙を面白くするための仕掛けをしていたと思うのです。内容はともかく(というか、実態についてあまりよくわかっていない)。
面白いってのはもちろん芸人が笑いを取るアレではなく、きちんと考えるネタが提供されて、それについて自分が動くことで何かが変わる事が実感できるかどうかということです。前回の衆議院選挙は「政権後退」(誤変換だけど合ってるから残す)て仕掛けがあったからみんな楽しめて、投票に行ったのだと思うのです。
そんな楽しめる選挙って奴をやってみたいぜ。参加するんじゃなくて、つくる側で。
最後に、一応受かった人たちも。この方達がどんな政治活動をされるのか注目したいと思います。
・三原じゅん子(45) 女優
・敏いとう(70) 作曲家
・谷亮子(34) 柔道
・石井浩郎(45) プロ野球
・・・漢・石井も立候補してたんだ