pc4beginnerの日記 はてなブログ版

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ウィルスの検査について

そのうち、検査受け入れ側で倒れる人が出てきてもおかしくないかなと思いました。
検査を受け入れる組織は、移動制限なんて関係なく駆けずり回りながら急ピッチで受け入れ態勢を作り続けています(多分、しばらく作り続けながら動くことになるでしょう。検査を求める人は増え続けるでしょうから)。
検体の受け入れ現場は休校で人が集まりにくい中、通常の検体も止められない中でいきなり発生した検体を処理する体制を構築しています。
検査に必要なのは機械だけじゃありません。ウィルスが含まれた検体は、輸送や取り扱い方法、検体の管理まで一貫して「安全に」取り扱う必要があります。普通のものを扱うのとはわけが違います。
だから本当は受け入れに時間がかかるところ、知見を総動員して検査体制を作ってる人たちがいます。体調を崩すリスクを冒しながら。
ということを、ともすると「なぜ検査をしない?」とろくに想像も働かせずオウムのような非難ともとれる言葉を紡ぐ報道を聞きながら、想像力を働かせていただければと思うのです。非難する言葉しか紡げないバカの面構えを見ながら。
そこで働いている人たちも普通の「人間」です。その現場から発生する、無理、無茶、乱暴な指示は社会からの目に見えない圧力が発するプレッシャーから出てきます。だから周りの人たちもささくれていきます。きっと、その周りの家族も。
 
これはその周りで働いている人が、そういう現場を見て、そういうことを思った、という想像の話ということにしておきます。
 人への思いやりについての想像力が欠如する報道を見てて、ちょっと心がささくれていたので書いてみました。

今日はそんな体調不良寸前な感じで、