なんか違う。
今日はいつもの、システムとサービスの話を離れてのエントリです。
お題目は、以下のエントリです。
■なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか?(id:aureliano)
まず最初に、id:aurelianoに文句を言いたいわけではありません。このエントリにあふれる熱意、自身の考えに基づく考察など、これはありだと思います。でも、それが歪んだ形になっている、ように感じられます。
このエントリを読む限り、自分からは話をしないと締めくくっていますが、通して読む限り
「俺の話を聞け!」
という熱意にあふれています。でも、その思いや考えがid:jkondoやid:umedamochioに必要なものかというと、どうでしょう?というのが私の意見です。
上記エントリ内にリンクがあるid:umedamochioのインタビュー記事では、id:aurelianoのような成功体験ではなく、もっと違う次元のことを話しているのではないでしょうか。
例えば、アルファブロガーについて。
今の日本のネット空間では、そういう人が出てくるインセンティブがあまりないわけさ、多くの場合。「アルファブロガー」的なものも、最初のうちにぽーんと飛び出した人からそんなに変わってないじゃないですか。それが100倍、1000倍になり、すごく厚みをもって、という進展の仕方と違う訳じゃない。
id:umedamochioは厚みが出ないことを指摘していますが、これは最初に飛び出したアルファブロガーがもっと高みに登らなければ実現できない、と言いたいのではないかと。
もしくは、もっといろんな分野のアルファブロガーが産まれなければならないと。増えているのかもしれませんが、id:umedamochioの考えていた速度と進化に追いついていないというか。
web進化論を未読なので、見当違いでしたら御容赦を>今日にでも買いに行きます。
以下、蛇足。
id:aurelianoの自己紹介に
誰かに「面白い」と思って頂くこと、楽しんで頂くことを通して、社会に貢献していけたらと考えています。
とありますが、このエントリはあんまり面白くないです。
もっとこう、格好良く、というか、「cool!」と言いたくなるようなエントリを期待しています。
失礼しました。