ものづくりという言葉をはき違えないようにしよう。
そろそろ「ものづくり」の定義を変える時期なのかと感じます。形あるものだけが「もの」ではない。「ものづくり」の本質はそれに宿る魂。魂が宿るものならそれがサービスであっても構わないはず。日本の雇用を支えてきた2次産業を否定はしないけど、マスが減っている事を就職斡旋担当はいい加減、認識して欲しい。
ラインでの組み立て作業に未来を描く若者がどれだけ居るだろうか。会社が求めているのはラインを管理し、改善をする「現場のエンジニア」。あとは出来る限り低賃金の労働力。秋葉原大量殺人事件の犯人は後者。いい加減「簡単なお仕事です」は未来がない事を教育すべきなのかと思います。
本当は、簡単に簡単な仕事をしないよう教えるべきではないのかと思います。パチンコのフロア担当。新聞配達員。コンビニのレジ打ち。居酒屋の店員。これらにだってキャリアパスは描ける(大変だけど)。創意工夫をし、現場を動かす人はちゃんと上がってく。使えない奴は消えていく。どんな仕事でもそれだけは一緒です。
ただしその仕事が自分に合う、合わないはあります。また、周りの人間関係にも大きく影響されます。嫌ならさっさと辞めて苦労した方がいいと思いますが、これには私の知らない苦労があるらしいので多くは言いません。しかし、自分の可能性を求めて世界を広げておけば辞められるように思えるのです。
1日8時間労働という幻想も、そろそろ捨てた方が楽なのにと思います。実質労働が8時間でも、生き残る奴の殆どは何かしらの活動や勉強をそれ以外の時間にしています。
「会社から離れたら仕事の事は考えません」
「それは業務時間外なのでやりません」
自分の描いたキャリアパスに沿った活動をしていないのなら、これはNGワードです。言うのは自由ですが、自らの首を絞めてしまいます。
ただし、遊びが勉強にる特異な方もいます。しかしそういう方達は使えないというレッテルを貼られるリスクと常に向き合ってい増すし、殆どの人はそんな器用な事は出来ていないでしょう。
そうそう器用な人間なんていません。
みんな白鳥と一緒なんです。
一見優雅に見えても、水面下では必死に泳いでるし実は攻撃的なんです。
なんて。
今日はそんな感じで。
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