仕事について依頼の波と切替の波が同時にやってきた。
仕事（に限らずもろもろ全部）って、必ず集中してやってくる。それに対して優先順位を決めるルールはあって、それに従って捌いていくんだけどその中には「人には言えないルール」がある。で、それがネックとなって面倒なことになるのもしばしば。
そんなわけで本日、長年の懸案事項だった組織に「人には言えないルール」を一部開示して、おたくは最優先じゃないから宜しくね！と伝えることになってしまいました。これから忙しくなります。
ちなみにその組織、最近特に多くの人が辞めています。
人が辞めるからそのフォローに忙しい。フォローが忙しいから諸々手のかかることが滞る。滞った結果、仕事が減る。組織を動かす原資となるカネも減る。だから守りに入る。守りに入れば組織から面白い仕事が失われていく。その結果、辞められる力のある人が辞めていく（辞めるきっかけはカネじゃないんだよね）。
そんな状況なのでこちらが求めるものが提供できず、改善の見込みも暫く無い。だから新しいお仕事が回ってきたけど受けられないだろうし、そもそも受けると言われても矢面をおいらにするのならこんな状況ではできません？と。
もともとこのような負のサイクルが少なからずあって、今まではカネが回っていたから表面化しなかったけど、大きなきっかけがあったとはいえ今までの積み重ねが表に出てきただけだよね。でも、おいらはそれを嫌われても言い続けていたよね？優先順位を伝えた貴方に。
自分のお仕事については主導権が今はこちらにあり、それは数年後には失われるもので、そんな中何年も各種条件を緩やかに締め付けているのだから、こうなる覚悟はしていたよね？こちらはとっくに覚悟完了なのです。そのきっかけが今来てしまっただけなのですよ、と。
もちろん、組織がよくなる可能性は否定しませんけど。未来は常に変えられるものだから。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
posted with amazlet at 15.09.01
