肩書が名前だと、仕事が見えにくい。
今までメディアで仕事した中で、最も明朗会計だったのはNHK。スタジオ出演や打ち合わせ、交通費、ロケなどすべての作業に明細がある。民放は大体いくら、て感じ。紙媒体もそんな感じだけど、大手は手続きがしっかりしてる。NHKは出演料安いというけど、それ金額がこうやって固定されてるからかと
自分のような半奉公半自営な人間には、NHKのシステムは優しいです。ただし立場が曖昧すぎて依頼者は手続きに苦慮してましたけど。でもこれは大手会社とお付き合いすると毎回苦慮しているのでNHKに限った事ではありませんが。働き方がニッチすぎてわかりにくいらしい。
親にも「結局アンタは何屋だ?」と帰省のたびに言われる。サラリーマンのはずなのに職人のように現場を渡り歩いていたり、雑誌やテレビで仕事してたり、いろんな機器を借りて試していたり。「コンピュータに関わることを調べて文章にしたり喋ったりしてる」としか言えないんだけど。
いつか所ジョージとかビートたけしみたいに名前が肩書になれるといいなぁ。
肩書をなくしたスーパーウーマン ―スペシャリスト主婦のお仕事― (ジェネリーノ文庫)
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