pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

興味を持ってもらえるブログのネタと会話術

今日もtwitterからひとつまみです。


情報というのは、切り口と付加情報で如何様にも価値が変わっていきます。これは!と思う情報を発信する人は、この2点について本当に素晴らしい技術を持っているように思えます。同じ情報を発信しても、発信者の技術によってその価値は全く異なってくる、ということをふと思いついいてしまいました。


先日、ブログを書きたい個人商店主とどのような情報を発信していけばいいのだろうか?という話をしてきました。まずその人の「日常」は、私のような「素人」から見てとても興味深い情報になることを話してみました。普段の作業や業者しか入れない新製品発表会、自分の持つ技術で何が産み出されるのか、等。それらはその個人商店主にはただの日常でも、我々には非日常で興味のあることなのだ、と伝えると「へぇ〜。」と驚かれてしまいました。


これは、この個人商店主とブログを書く知識がある自分の立ち位置を入れ替えるとよくわかります。コンピュータを使いこなす技術、インターネットサービスの知識、ブログコンテンツの書き方など、その個人商店主から見たらどれも見知らぬ事で興味深く、知りたい技術ではないかと(実際、それを聞かれて話をしていた)。立ち位置を入れ替え、視点を変えるというのは情報を発信する上でとても重要な作業なのです。


ちなみに人と会話をするときも、この立ち位置の入れ替えはとても重要な作業だったりします。相手の立場に立てればNGワードも自然と見えてきますし、どのように会話を進めればよいのかも見えてくるものです。ブログのように不特定多数に発信する言葉はともかく、1:1の会話はこの考え方を使えばそう難しい事ではないのでしょうか。


このようなコミュニケーション(会話)能力は、池上彰さんの著書が参考になります。今日の内容だとお奨めは昨日も紹介したこの一冊です。


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第2章の「相手を惹きつける」や第3章の「円滑にコミュニケーションする」などは、立ち位置の入れ替えという考え方と併せて読むと非常にためになる内容です。上記リンク先で目次は立ち読みできるので、興味があれば見てみてください。


今日はそんな感じの役に立つかもね、なかんじで。