pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

吾輩はサラリーマンである。アイデアはまだ無い。

中小とか、大企業とか、どんな規模であれお客様から直接いただかず、なおかつ組織に所属している人はサラリーマンと言えると思うのですが、かくいう私もそんな一人です。自営業に比べれば「カネ」の心配は圧倒的に少ないのでとても平和に暮らしています。変なストレスはいっぱい溜まりますけどね。

最近「リストラなう!」みたいな首を切られる心配が世の中に蔓延しているみたいですが、それはオンリーワンになれないからでしょ?という疑問があります。クビを切ったら仕事が回らなくなる人になっていれば(本当はいないはずなんだけど)そんな心配しないで済みますから。

とは言え会社という組織は軍隊に等しいので、オンリーワンばっかりだとうまく回らなくなるため、基本的には兵隊を育てたがります。そして兵隊となってしまうと従属の意識が高くなりすぎてなかなかオンリーワンが育ちません。私の経験上では。

ちなみに私の言う会社での兵隊という種別は「何も考えず任務を忠実にこなす人」の事です。考えないからレスポンスは速いし、考えないから文句も言わないし、考えないから無茶なノルマに対しても突き進めます。特に育ち盛りの会社にはうってつけの存在です。

でもね。

考える能力を奪っておいて「我が社にはアイデアがない」と呻く経営者の方には、忠実な兵隊が会社内にどれだけいるかよく見て欲しいと思うのです。忠実な兵隊が多ければ多いほど、社長のアイデアが枯渇した時点でアイデアも枯してしまいます。なぜなら、考えるのは社長さんを含めた経営陣の仕事で、兵隊はそれに従って動くものですから。何かすてきな勘違いをされているとしか思えません。

しかしながら、アイデアが通らないと不満を抱えて働くオンリーワンを目指すサラリーマンの方には、最終的にアイデアを実行するのは経営陣て事は心に留めておいて欲しいです。そまで見極めて「会社を選ぶ」という事をしたのでしょうから。合わなかったら出て行けくという選択肢はあるのです。冷たい言い方だけど。

あと、自分の考えているアイデアが絶対ではないって事も知って欲しいと思います。オンリーワンの中でも、アイデアが勝負の企画を生業にしている人たちは、表に出されることのない大量の「アイデア」を精査しながら常に考えています。そんな人たちだって勝率はたががしれています。それぐらいアイデアを通すのって難しい作業です。

考えてる上司と方向性が違うというなら(自主規制)ですが。

今回も続けてみます。