システムには感情が介在する
ユーザーサポートの話だったり、id:jkondoのエントリが嬉しかったりで何回か別のエントリを挟みましたが、「なんか違う」の続きの話を。
で、今日は無理やり、下記エントリとシステムを紐付けました。
はてなをシステムとして捉えて、文章を進めていきます。
ぼくが今日はてな東京本店にお邪魔して一言申し上げたこと - ハックルベリーに会いに行く
いろんなところでいろんな角度で取り上げられてるように見えるので、ここにある事実については特に書きません。
で、エントリの中に気になる言葉がありました。
「ガツンと言ってやった」
うわ、すごいですね。
「一言申し上げてきた」
一言ではないでしょう。読む限り、たくさん言ってますよ。
はてなというシステムに対して、ガツンと言ってやったのだとしたら、さぞかし爽快だったのでしょう。
実際、id:aurelianoがどのように話して、どのようにはてなの川崎さんが受け取ったのかはわかりませんし、実はとても紳士的に話は進んだのかもしれません。しかしこんな風に書かれたら、紳士的に話し合いが行われてもあんまり良い感情は持ってもらいにくいですよね。
id:aurelianoは自分の意見が正しいと信じ、その意見を届けるためにがんばったと勝手に解釈してます。その行動力と、それを実現させたことには素直に敬意を持ってます。同じ事しろといわれたら、難しいです。
でも、言葉を届けた上で、それを実現させてもらおうと思うなら、言葉を選んでもいいと思います。
どんなシステムも人が構築しているわけで、そのシステムを動かすのも人です。
人は理性に感情というフィルタがかかってしまう生き物なので、感情を無視したらうまく動くものも動かなくなります。
ここが配慮されていたとしたら、今回の一連の行動は十分なエンターテイメントでした。
前のエントリでも取り上げましたが、id:aurelianoの自己紹介をもう一度。
誰かに「面白い」と思って頂くこと、楽しんで頂くことを通して、社会に貢献していけたらと考えています。
今回の件は誰かを狭めればこの通りだと思いますが、誰かをより広くしていくとビミョウだと思いました。
ちなみにこの文章だって批判だらけでcoolじゃないです。
でも、自身の日常の行動も踏まえ、自らを戒める目的でもこのエントリを投稿してみました。
あと、id:aurelianoにはもっとcoolで面白い文章を書いてほしいなと期待をこめて。
だって、出した結果はすげぇと思いましたもん。
蛇足その1
はてな東京「本店」が正しい名称なんですね。
一つ勉強になりました。
蛇足その2
Web進化論は読みました。これは別の機会に。