pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

ブログと人事評価と意思疎通。その2

前回のエントリ(こちら)の続きです。
元ネタはこちら。

ボトムアップ&トップダウン (id:jkondoの日記)

前回は最後にこうまとめました。

「会社の中で必要な情報が流通がされないと困るなぁ」



話が逸れますが、世の中の情報はどんなものであれ、様々なフィルタがかけられて流通されていると感じます。

たとえば政府からの情報は世論の反応を考慮してフィルタがかけられますし、テレビや雑誌などのマスコミからの情報もそれぞれの思想や経営判断?が反映されたフィルタを通して発信をします、いちばん小さい単位では個人からの情報でさえ、その人の思想によってフィルタされた情報が言葉や文章となって発信されています。

しかし、上記のような思想的なフィルタは幾つかの情報を併せれば本質が見えてきますが、情報そのものをシャットアウトされてしまうとネタがないので推測すら出来ません。サイアクのフィルタはこれになります。

また、情報は流通させるのに様々なコストがかかります。言葉や文章として表現するための時間的なコスト、それを相手に届けるための流通コスト等。

実は前述のサイアクのフィルタは、最もコストがかかりません。なぜなら情報の精査と加工、流通コストがかからないためです。



会社の話に戻りますが、会社の中でも社員が働く上で必要となる様々な情報があります。経営陣の方針だったり、部課単位の目標や社員が抱える悩みや問題など、会社が組織として機能していく上で必要な情報はごまんとあります。人事考課で使われる社員の評価もこれに含まれます。

しかし、情報の流通には前述のようにコストがかかります。しかも会社としてフィルタを通さなければならなくなるため、コストはさらに増えてしまいます。

そこで幾つかの情報についてはシャットアウトというフィルタをかけることになります。「忙しい」という理由が付いてくると、フィルタはコミュニケーションという双方向の情報にすら及ぶ場合があります。

このコミュニケーションという双方向で情報をやりとりする仕組みで、一方のみフィルタリングされてしまえばどれだけの弊害が起きるか難しい話では無いはずですが、不思議なことにあまり聞いてもらえない。

愚痴っぽく、しかもずいぶん長くなってしまったので、このお題については一旦終わります。中途半端ですいません。