pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

熱い人。

むねさださんというブロガーのエントリで、まさしく「これむねさださんじゃん。」という一言を何かを感じたので、記憶がないぐらい久しぶりの当ブログ連投エントリです。

牡蠣養殖に革命を!塩田跡地の綺麗な塩水で育てるから美味い「ファームスズキ」の牡蠣がすごいぞ! #大崎上島観光PR
http://munesada.com/2016/01/23/blog-6978

食べ物だけに限らず、このように誰がどのような思いで作ったか、を知ることでファンになっていくんですよね。

私はこの「誰がどのような思いで作ったか」を「物語」と呼んでいて、それは当事者の「熱量(情熱)」で感動の度合いが変わってくると考えています。これに自分の熱量を加えて文章にしてるのが、まさしくむねさだブログですよね、と。

ブロガーイベントで隣に座った時に、その熱量(これ当エントリのキーワードです)に圧倒されたことがあるのですが、本音がこうやってこぼれた言葉なんだろうな、と考えたらエントリを書かずにはいられませんでした。

本来、この「物語」を「熱量」をもって嫌味なく伝えられるのがブロガーの「伝達力」の力の源だと思っています。

しかし最近は「ブログでセルフブランディング!」とか「XXX(ちょっと内容は自粛)だぜラッキー!」と何かを勘違いしてブログを書いている人の文章を見かけることがあり、愛情も熱量も知識も何も感じられない言葉が並んでいてがっかりする事が増えてきました。自分でも熱い何かを感じられなかったものに対して文章書くとそうなりがちですけど。

そもそもメディアでの情報発信では、文章として起こす際にその情報が持つ熱量を汲み取りつつ、それを嫌みのないところまで削ぎ落とすか?的なアプローチが求められます。でも、営利などに(あまり)しがらみのないブロガーはその熱量を最大限活かした文章を発信することに需要があると思うのです。

そこに、文章のうまい下手は無いんですよね。その熱量が、伝わるか伝わらないかだけだと思うのです。上手い下手ではなく、その文章に熱量は感じられるか。きれいな澄まし汁のような文章は、お仕事として時間をかけて書いている既存メディアの記者さんのほうが上手なのです(でなければ、困る)。

その昔、インターネットで物語を公開していた時期があるのですが(ザ・黒歴史)それを公開していたHPの管理人に「お前の文章はうまくないのに感想メールがきた」と言われたことがあります。その管理人は書くことについて知識があり、破たんの無い物語を掲載していましたがそんなものは受け取ったことが無い、と。

結局、物語だろうが情報だろうが、世の中に発信する目的は誰かに自分の中にある何かを突き刺す(伝達する)事が目的なわけです。そのためには熱量は絶対に必要だと自分は思っています。

その熱量を効率よく伝える技術として文章力やデザイン、挿絵(写真)等があるわけで、手段を目的と履き違えると、先述のHP管理人の言葉が出てきてしまうのではないか、と。

難しく考えることなく、自分が感じた熱量を相手に伝える。それこそがブロガーのアイデンティティ(個性)だと思うのです。

と、本日2本目はそんな殴り書きな感じで。