某欧州危機を見て。
日本にも、国がいくら借金しても知らねと言う人かなりいます。
で、そんな人たちにその借金返すのおいら達だからね?と軽く釘刺す仕事がたまに発生します。
どんな人が言ってるか、わかるよね?
国って互助組織の一面があるから、誰かがその器を食い物にしたら誰かがそれを補って器に穴開かないようにしてるんだよ、と。借金ていつか返すから出来るもので、先延ばしすればその将来にいる人が返すんだよ、と。
分かりやすい例が親子2世代住宅ローンで、それを引き合いに出すと「国と家族じゃ違う」と言う人もいます。でも、互助単位が大きいか小さいかというだけで、例えば財政破たんした北海道の夕張市でどんなことが起こってるか考えてみましょうよ?と言いたくなるのです。
先人の責任は、未来の若者が担わざるを得ないのですよと。
二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫)
posted with amazlet at 15.10.05