SSH転送を利用したODBC設定を行う
このエントリはさくらのVPS上にあるMySQLに対してAccessのリンクテーブルを作成するの一部分のエントリとなります。
やっと本題であるODBCの設定まで辿り着きました。これをクリアすれば、ODBC経由でデータベースにアクセスできるようになるので開発効率は格段に上がります。
さて。
今回はまず、先のエントリTeratermでSSH転送設定を行うで設定したSSH転送を利用するので、まずはTeratermを立ち上げましょう。その後、SSH転送の設定を行った設定でTeratermからMySQLの入ったサーバに接続をしておきます(わからない方は先のエントリを参照の事)。
この状態で、ODBCの設定を行っていきます。
まずスタート>コントロールパネルより、管理ツールを開きます。
管理ツール内のデータ ソース (ODBC)を開きます。
ここでデータソースを作成しますが、以下のいずれで作成しても大丈夫なはず。
・ユーザーDSN
・システムDSN
・ファイルDSN
ここでは全てのユーザーで使えるシステムDSNで話を進めます。
以下の画面より、「システムDSN」タブを選び「追加」ボタンをクリックします。
データソースの新規作成画面より、「MySQL ODBC 5.1 Driver」を選んで「完了」ボタンをクリックします。
するとこのように設定画面が表示されます。ここでは以下のように設定を行います。
Data Source Name:※このDSNの名前を適当に決めます。
Description :※このDSNの説明を書きます。
TCP/IP Server :localhost
Port :※MySQLに開けたポート番号を入れます。
User :※MySQLにアクセスできる権限
Password :※上記権限のパスワードです。
Database :接続先のデータベースを選びます。
上記設定後、「test」ボタンをクリックして接続テストを行います。ここで以下の画面が表示されれば無事成功です。
これでODBC接続を利用したMySQLへの接続ができるようになりました。次回は例として、Accessのリンクテーブルを作成します。
今日はそんな感じで。