pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

営業と技術の仕事は絶対混ぜてはいけないが、相互理解は必須であると言うこと。

twitterまとめの手抜き更新です。

最近、0を1にする仕事と、1を100にする仕事が別のものと説明する機会が増えてる。どんなものも人が介在する以上、0を1にするタイミングでは理屈だけでは説明できない事が多い。しかし1を100にするタイミングでは理屈で動ける事が多い。それを混同するとおかしな話になる。

しかしどちらが欠けても、0を100にすることはできない。だから0を1にする人と、1を100にする人は密に連携を取って仕事を進める必要がある。反目していたら良い仕事が出来るわけがない。 これ、ぶっちゃけるとIT派遣業界の営業と技術の話。

人というものがどれだけ不確定要素を孕んだものか、技術側は普段の業務でいやというほど思い知らされているのに営業の風見鶏的な言動に辛く当たる。仕事がシステマチックに出来ないとどれだけ非効率か膨大な手続に追われてるのに、営業は理詰めで動く技術者に不快感を示す。

互いを理解し合った上で、ベストプラクティスを産み出すために努力する。そのためには0を1にする仕事と、1を100にする仕事のいずれも理解した上で動くべきなんじゃ無いかと。うまくいく現場は必ず営業と技術者が良好な関係を保ち、意識する、しないにかかわらず互いの領域を尊重して動いてる。

うまく行ってない現場はこれを説いても、営業も技術者も理解してくれない。うまく行ってる現場だと、営業も技術者も実体験を反芻して理解してくれる。うまくいくかどうかは時の運もあるので難しいけど、うまくいきそうな時にこれを意識するかどうかで後々の仕事に大きく響いてくる。

ま、その仕事の結果ををもろに被るのがシステム保守って仕事なんで、そんなことを熟々(つらつら)と考えるんですが。システムは保守で大きく稼ぐのですが、開発時に営業と技術がきちんと手を組んで仕事したものかどうかでその保守の運用コストが大きく変わるので、開発陣にこれを口説くのです。

どんな仕事にも当てはまる普遍的な話だと思うんですけどね。なかなか通じないものです。