pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

生活保護者にはカネだけが必要なのか?

久々に小飼弾さんに絡んでみたいと思います。


現金が現物に勝る理由(404 Blog Not Found)
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51765908.html


渡邊さんがカネの話しか書いてないから噛みついたんだろうけど、ワタミが行ってる宅配ビジネスと介護ビジネスも混ぜて考えると違う視点が出て来ると思います。それは、現物というのが調理された食事である場合です。


食事を作るのは結構な労働です。
食事を外食で済ますのは、栄養バランスを整えるのにはカネがかかります。


それを現物支給してくれるる選択肢があると、需要があると思うのです。
数が多ければ、仕入れから調理まで低コスト化が可能です。大阪のように生活保護者が多い地帯ではかなりのボリュームが見込めますし、副産物として雇用も産み出せます。もちろん民間が運営し、入札方式にすることが前提となりますけど。


生活保護を受ける必要が有る人は、身体に障害を抱えている方もいます。
そんな人たちが食事の支度から解放されれば。
外食を選んで更なる貧困に陥る可能性から救えるのなら、そんな選択しもあるのでは無いでしょうか。


カネだけでなく、「手」も補助する選択肢も必要だと思います。
もちろんただ助けるだけでは駄目だと思うのですが、ここでは割愛します。


引用のブログ内でも、違う視点について一言だけ言及していますが、これだけの文章量でそれだけではバランスが悪いと思ったので書いてみました。お金も必要という点では仰っていることに異論はありません。


なので現物支給とお小遣いというハイブリッド方式なんか如何でしょう?というのが自分の意見です。
イメージとしては寮の食事。
必要な人には提供。要らなきゃ自分でまかなう(それには金も出す)。
でも、寮で作るコスト以上は払わない。不足分は小遣いから出す。如何でしょう。
これなら「選択」の自由が存在してますよね?


今日はそんな手抜き風味な感じで。