pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

橋下さんに対抗するなら雑音を減らしましょう。雑音はかえって邪魔です。

■前置き
 軸  橋下さんのやり方には反対。平松さん支持派です。
 範囲 大阪市内。社会的弱者(老人、片親、低収入所帯)。
 期間 橋下さんの大阪市長1期目の在任中。


何を今さら。


橋下市長が目指すのは「新自由主義警察国家」だ!!
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20111225


目の付け所(引用、一部は駄目だけど)は良いのに、揚げ足取りだったり視点が明後日の方向向いていたりと実用に耐えないのでちょいちょいコメント挟んでみます。元エントリの引用は省いているので、そっちをまず参照して下さい。

橋下氏は選挙期間中は敬老パス維持を訴えてましたが(ブレーンの上山信一氏はもともと廃止派ですが)、バス利用者はその恩恵から外される可能性大ですね。いや、バスそのものが利用できなくなる可能性の方が更に大きいでしょう。

何を根拠に言ってるんでしょう。状況に応じて意見を変えていくのが橋下流。それが市政のやり方になじまないのではないか?と思うので私はあまり快く思わないのですが、結果としてバスが「市の経済の動脈」であれば必要に応じて残すでしょう。


で、敬老パスについては財政立て直しの時には聖域を設けず一律カットという手法で立て直した前例(東京都)があるので仕方無いかなと。たしか予算に余裕が出来てから、必要に応じて元に戻す動きもしているしちょっと我慢してもらっても良いのでは?ただ、福祉カットと公言するのは私はいかがなものかと思います。


そもそもバスの利用率、実際に見たことある?とか言っておきます。バスの収入減ってどんな自治体でも悩ましい問題なんすよ。

貧乏人は救急車に乗るなですねわかりません>< そもそも、20万件の出動件数のうち、本当に不要不急なケースがどれ位なのかまるで言及されてないのですが。


まずは救急車の困った使われ方を勉強された方が良いかと思います。それぐらいググってください。


で、まだ検討段階なのですから前述したように「状況に応じて意見を変えていく」のを注視したほうが良い。検討するに当たってケースの集計もするはずですから、それを見てからで良いと思います。ていうか、それを調べる大阪市役所の職員の能力を疑ってるとも取れます。役所はなんだかんだ言って優秀な人材が集まっています。後はその調査結果をどう調理するかですから、それを注視していればいい。

結果大阪でも、かつて北九州市で見られたのと同様に、水際作戦で餓死者を出すに至る訳ですねわかりません>< それに市立市役所の集約・民営化・廃止と待機児童問題解消がどうすれば両立しうるのでしょうか。教えて偉い人。


大阪全体が飢える可能性が有る、という状況から脱出を試みているわけですから。餓死者を出さないようにするためには現場の権限を強化する必要が有る。大阪市は市単位でみれば中央集権なので、どんどん末端に権限を委譲していくことで(ひょっとしたら)より良いサービスを提供できる可能性もあるわけです。ま、これは橋下さんのやり方だと注視しておきたいところですが。


あと、待機児童問題の解消は民間が参入しやすい土壌を作ればいいだけのこと。なんで待機児童が出るのか、そのメカニズムをちょっと調べてみては?問題の根本はお粗末な行政とマッチングにあるのですよ。ハコを持たなくても補助金出せば解決します。そのほうが柔軟に、必要な場所に保育所が供給できるはず。ハコを作ると移転が難しくなるし、市職員になると大阪市は強大な労働組合があるので、残業しないとフォロー出来ない現状にある保育がどこまでの水準で提供できるか甚だ疑問<これはよく調べてないので、推測の塊の言葉です。

橋下支持者において歴史の蓄積というものが決定的に欠落している事の証明であります。だからこそ「武装親衛隊」だの「憲兵隊」だのを肯定的な文脈で使えるのですし、だからこそ反対派による「独裁」批判が効を奏さなかったと言えるのであります。


歴史が蓄積されて腐敗が進む。それは橋下さんに批判的な私も感じる大阪市の問題です。というか、これただの橋下さんファンのつぶやきじゃん。本人が言ったのならかなりの問題だけど、弁護士という言葉のプロが自身の取り巻きがこんなこと言ったらすぐに否定すると思いますよ。


こんなんがはてなダイアリーの人気記事に出て来ると、はてブがブロックされるのも仕方無いかなって思います。橋下さんの行政の進め方は突っ込みどころ満載ですが、頭の良い方で、なおかつ大阪を良くしたいという情熱に溢れているのでよく勉強もしています。


それを感情的に否定するのは言葉を発する分、赤ん坊が泣き叫ぶよりたちが悪いと捉えられても仕方無いです。橋下さんの言葉を借りれば「ならば対案を出せ!」って事なんでしょうけど。感情は人間のエネルギーですが、それを言葉に乗せると雑音になりやすいです。できればこのブログ主のもっと精査した言葉を読んでみたい。それだけの情報をあつめていると思いますから。


私?大阪市にそこまで詳しくないので、考え方に賛同できる平松さんの言葉をそのまま借ります。ついでに大阪に住んでる親族や知人の意見を自分の言葉にしたりもしますけど。実際に大阪を旅して、生の声を聞いて、選挙戦を見て来ました。外野なのでここまでやればものを言っても良いカナ、なんて思います。


今日もこんな走り書きな感じで。