この世で起こることは全て「物語」である

今日は走り書き。

昨日あたりから作家が自炊業者を提訴したことがネット界隈で話題になっていて、その情報を追っかけていた時にふと思い付いた。

書籍電子化：「自炊」代行は違法…差し止め求め業者を提訴
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111221k0000m040027000c.html

こういうちょっと理解不可能な事象というのは、もっと大きな視点で眺めて全体像を俯瞰し、その上で時系列を整理してみないと物事が捉えにくい。で、そんな事を考えている時、これは物語なんだなｍ、と気がついた。

物語には背景があって、その上で登場人物がいる。登場人物だけを追いかけても物語は良く分からないが、背景を頭に入れておくことで物語が面白く理解できる。で、上記の訴訟の件もまさしくこれなんだなぁ、と。

目に見える登場人物だけでなく、その物語の背景とまだ出てきていない（もしくは最期まで姿を見せない）登場人物を理解しないと、この訴訟という物語は理解できない。

逆にここさえ理解してしまえば、出て来る情報の真偽が判断できるようになるし、情報もそれほど必要なくなる。

つまり、物語の読解力を高めることは生きていく上でとても重要だと言うこと。本を読むのは、無駄なことではないよ、なんて。

今日はそんな感じで。