これがものづくり日本の現実。
悲しいニュースを読んだ。
軍用ロボ、フクシマに投入 米ハイテク企業が名乗り(asahi.com)
旧日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)も、99年に茨城県東海村のJCOで起きた臨界事故の後、放射性物資で汚染された場所の状況を把握することなどができるロボット5台を開発した。
だが、福島には派遣されていない。今はもう動かないからだ。予算がつかなくなり、維持管理ができなくなったためという。
金がないなら電力会社が金出せよ、と思った事はさておき。
これが物づくり立国なんて言ってる国の実態です。
ちなみに日常の業務をロボット化しないと非常時に使えません。テスト兼ねて他の原発は即時実行すべき。ものづくりという紙っぺらのような薄い言葉に魂を吹き込むのなら、良い投資先でしょう。
あと、原発止める運動について。
まず、今の原発を安全に止めるためにはそのための研究開発が必要になる。そのために予算の付く状況にしなきゃいけない。
ロボットの話もそうだけど、「新規」じゃなく「既存」に目を向けないとマジでやばいよ。システムと名の付くものは、動き始めてからが勝負なんだから。だから反対運動は新規に絞って欲しい。でないと安全性のために必要な予算がなくなっちゃうよ?
ただ反対するのではなくて、それをどうするか。
できてしまった「鬼っ子」をいかに安全に運用し、息の根を止めてあげるか。馬鹿の一つ覚えのように
「はんた〜い。はんた〜い。」
と叫んでいる方たち。
他にやる事あるから、いますぐそれやめて。
今日はおちゃらけないよ。
マジだもん。