TeratermでSSH転送設定を行う
このエントリはさくらのVPS上にあるMySQLに対してAccessのリンクテーブルを作成するの一部分のエントリとなります。
さて、今回はさくらのVPSで立てたサーバに設定したMySQLに接続するための小技、TeratermでのSSH転送設定を行います。
そもそもODBCは、各種データベース用のODBCドライバさえインストールすればネットワーク上で認識できる全てのDBサーバに接続が可能です。しかしwebサービスを公開しているサーバなどではそんな簡単に接続されてはセキュリティが担保できないのでSSH等を使わないと接続できないようにしてしまいます。
で、ODBCで接続する際、利用するODBCドライバがこれに対応していなければ接続が出来ません。そこでTeratermにSSH転送の設定をしておき、このTeratermに接続をする事でSSH転送先にあるMySQLにODBCから接続が出来るようになるのです。
・・・多分<ドラえもんに確認しておきます。
というわけで、張り切って設定をしていきましょう。
まずTeratermを起動し、メニューから設定>SSH転送を選びます。
SSH転送画面が表示されたら、追加ボタンをクリックします。
設定画面が現れたら、以下のように設定をします。
・ローカルのポートを選ぶ
・ローカルのポート:3306
・リッスン:(空白)
・リモート側ホスト:※接続先のサーバ名かIPアドレス
・ポート:※サーバ側で設定したポート番号
これでOKです。最後にこの設定を保存しておきましょう。次回以降は保存した設定を呼び出す事で、このSSH転送の設定を使う事ができます。保存はメニューより、設定>設置の保存で適当な名前をつけて保存します。デフォルトではTeratermの標準設定になるので、他でteratermを使わないのであればこれに保存する事で起動時に勝手にこの設定が使われるようになります。便利。
次回はODBC側の設定です。これではじめて設定が正しく行われているかテストが出来るようになります。