pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

プログラマを兼ねたシステムエンジニアの価値

出来ないとレッテルの貼られたプログラマと話していた内容。

物を作る価値が失われている時代。なんでもパズルみたいに組み合わせれば物が作れると勘違いしてるアホな管理者が沢山いる。

そんな時代にシステムエンジニア的な物事の分析と判断は必須ツール。誰でも出来ると勘違いしたアホの指示の問題点を指摘し、対案を出しながら修正し、納期やコストを調整していく。これが「日本での」システムエンジニアのお仕事。

その思考に1番近い位置にいるのがプログラマという人種。設計の不備を洗い出しながらプログラムを書き、運用に想いを馳せながらテストを繰り返し、文字の羅列に意味を持たせていく。この人達無しにシステムエンジニアの仕事は成り立たない。

と言うことは、プログラマシステムエンジニアを兼ねれば最強なんだよと。コミュニケーションの齟齬もなく最短で理解し、形にし、問題点をプログラムと日本語(海外なら現地の言葉)とで同時翻訳をしながらシステムを組み上げる。

優れたプログラマを兼任するシステムエンジニアが組むシステムは芸術の域に達する。それは大工仕事に通じるものがある。使う道具が刃物やトンカチではなく、キーボードというだけ。

形にする作業は全て理詰めで説明できる。そしてプログラマの作業は理詰めで説明できなければ何かの問題がある(実はそうでもない面があるけど)。なら、プログラマシステムエンジニアに近いところにいるんだよ、と。

なので本気出してねとブラックな言葉で締めたんですが。でも、プログラマはもっと自分自身の価値に気付いて正しく磨くべきだと思うのです。下手な話術は必要ない。必要な言葉を適切に伝わるよう、誠実に言葉を紡げばそれで良いんてす。

それを磨いてくれないから、オイラみたいな喋るだけエンジニア(システムエンジニアではない)が存在できちゃうんです。もっと胸張って、自分の能力に誇りを持ち、その技術を磨いてほしいのです、と。

今日はそんな感じで。