pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

「何が」「どうした」の確認が最も重要だ。

ずっとトラブル対応に巻き込まれていて、言い続けていることです。
私が従属している作業はシステムの保守ですが、どんな仕事にも言えることだと思います。


仕事をするにあたり、その目的は必ずあります。
ただしそれはいろんな見方、視点があります。


大きな目的。
小さな目的。
短期の目的。
長期の目的。


視点は状況によって変わるので、常に確認が必要です。
そうしないと、作業指示者の「出した指示の目的」がわからないからです。
だから「何が」「どうした」(「何を」「どうする」)という、目的を明確な言葉にする作業が重要になります。
それが今、仕事で最も重要な事になるからです。


で。


これを怠る(もしくは知らない、使えない)人の多いこと!
私のチーム内でのポジションは、上位指示者の指示を作業者に指示する事(つまり中間管理職)なので、指示を出す場合、受ける場合いずれの立場でも必ず確認をします。しかし、これが明確に表現できない人は多いです。指示を出す人でさえ、です。


何のために指示を出したの?
その目的は?ちゃんと考えて指示を出してる?


何のためにそれを実行するの?
その目的は?受けた指示をちゃんと理解してる?


目的をはっきり出すことだけがこの作業の意味ではありません。
目的が明確になっているかどうか?を確認することが重要なんです。
わからなければ、確認すればいい。たったそれだけなんです。


仕事ができないと言われる人は、これが出来ているか常に自問自答してみることをお勧めします。
あなたの「今」の目的はなんですか?と。
それを「何が」「どうした」とまとめられていない場合、それが仕事ができないと言われる原因です。


【関連リンク】
上記に心当たりがある方は、この本をお勧めします。
これはサッカーの本じゃ無いです。言葉を使って、目的をどのように伝え、物事を前に進めるか?というビジネス書です。

「言語技術」が日本のサッカーを変える (光文社新書)
田嶋 幸三
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これを問いかけていると、相手の仕事に対する本気度も図れるのですがここでは割愛します。


今日はそんな感じで。