pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

時間がお金で買える>お金を時間で補うことができる。

■とある活動とイベントを通じて考えていること。

偉そうに言えるキャリアはありませんが、たぶん一般的なことだと思うので備忘として書き留めておきます。

何かのイベントや活動を起こそうするときに、お金をかけられないときには時間をかけます。それで代用できる時、個人的には中途半端にお金をあっけるよりよほど成功のチャンスが増えるという経験があるからです。

■活動やイベントではどんなことをする必要があるのか?

どんなイベントや活動でも、初期はとにかく結果が生まれにくいものです。人は集まらないし、成果物もパッとしないし、未消化のやるべきことがどんどん積まれていきます。それを解消する必要があるのです。

■お金でどうやってそれを買うのか?

人が集めるためには、宣伝が必要です。チラシを作成するには内容を考え、それをデザインし、印刷して配布したり、テレビやラジオ、またはネットで情報を拡散する必要があります。

成果物については始めたばかりのタイミングではそのイベントや活動については良くて青二才、ほとんどの場合は素人という状態です。それを補うためにはその道のプロ、もしくは似たようなことをやっている人を招へいする必要があります。

未消化のやるべきことは自動化である程度補えますが、最後にものをいうのはマンパワー、つまり頭数です。

これらすべて、お金でそろえられるものです。

■時間をかけることでどうやってそれを解消するのか?

一言でいうと、準備しながらその時を待つ、という言葉になります。

例えば宣伝。

お金で買う宣伝とは、ある意味では非常に効率の悪い情報伝達の仕組みです。無条件(というと語弊がありますが)に情報を拡散するため、より多くの人に伝えるためには、規模が大きくなればなるほど情報を伝える相手に「興味のない人」が増えるため、より多くのお金がかかるようになります。

それに対して効率がいいのが口コミでの拡散です。お金をかける宣伝も、結局はこの口コミとの相乗効果で力を発揮します(たぶん)。お金をかけないということは効率を重視する必要があるので、広告はすべてこの口コミを狙ったものになります。

そもそも口コミの宣伝効果は「声の大きい人」「より多くの人とつながっている人」に見つけてもらわないと発生しません。そのためにその人たちに興味を持ってもらえるような情報を準備し、それを発信し続ける必要があります。この中での準備は後述しますが、成果物と密接な関係にあります。

次に成果物。

そもそも成果物がイベントや活動で発表するものですが、実はこれ、イベントや活動を通じて育つものでもあったりします。そのため、上記の情報発信としてイベントや活動を行い、その中で成果物を作り上げていく必要があります。

で、その中に未消化のやるべきことが含まれています。

つまり、これも情報発信としてのイベントや活動の中で解消されていきます。

しかも時間をかけて情報発信を行っているので、タイミングを計ることができます。

活動やイベントを行うためには、そのための活動やイベントを時間をかけて

■あれ?どこかで話が元に戻ってない?

その通り。
つまり、時間をかけるというやり方は「スモールスタート」という言葉に置き換えられます。

イベントや活動は実際にやってみると様々な問題が発生します。お金をかける場合、それを経験のある人を招へいして事前に問題を予測し解消を試みたり、リハーサルを行って問題点を修正します。未消化のやるべきことの正体はこんなところです。

で。

情報発信としてイベントや活動を行うのは、酷い言い方をすればリハーサルです。でも、本番でもあるわけですから普通のリハーサルとは比べ物にならないぐらい真剣になりますし、その場で解決できることはその場で対応するしかありません。なので未消化のやるべきことを実施するスピードはもちろん高くなります。