pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

企画書のネタは「手元」じゃなくて「現地」にあるよ、て話。

Facebookのタイムラインで、尊敬する企画屋の一人がこんな情報をリンクしてたので自分の活動と絡めて書いてみます。

企画書、自治体に届けます!(公共R不動産)
http://www.realpublicestate.jp/column/2109/

企画力があるならこんな仕組みを通さなくてもダイレクトに自治体に声を届かせるor誰かが手引きをしてくれると思うのです(自分は後者)。

地域に貢献したい。出身地で何かしらの活動をしたい。首都圏に出てきて十数年経ちますが、そういう人にごまんと会いました。でも、実際にアクションを起こす人はあまりいません。また、起こしてもなかなかうまくいきません。

あと、「個々の地域の事情」ってのは自分の出身地ですらわからないことが沢山あり、今もって勉強中です。それらを知らない門外漢がいきなりやってきても、新しい提案ってすごく難しいと思ってます。大抵のアイデアは、地域の誰かが先行して試してます。で、なかなかうまくいかず(継続しない)寝かされているものも多いです。

そんな中で求められるのは「トライ&エラーを実行する人」で、かつ「その実行結果を共有してくれる人」だと思ってます。先に書いた上手くいかないアイデアも、例えばちょっと切り口を変えてみたり、他のアイデアとくっつけてみたり、そして(これが最も重要だと思っていますが)もう一回同じことをやってみるなど、試すことはたくさんあるわけです。つまり、寝た子を起こすだけでいい。それに対して不足しているのは人手だとわかってきました。あと、それを繋いでまとめる人。アイデアは向こう側にあって、手元にあるものじゃないんです。

ぶっちゃけ、都会で新しい成功事例が発生するのはそこにたくさんの人とカネがあって、それぞれがトライ&エラーをひたすら繰り返しているからです(これは断言します)。地方がそれに対抗するなら、トライ&エラーを効率よくやるしかないんじゃないのかな、と。トライ&エラーの「編集者」が必要なんですよね。で、それがこのR不動産なんだろうだと。

実際そうやって取り組んでいることをwebサイトでも発信しています。なら、そういう自分自身のノウハウを晒して、ある程度の方向性を示して仲間を募るってやり方のほうがいいんじゃないのかなぁ、と思いました。その情報も実はちゃんと公開してますけど、わざわざ探しに行かないとみつからない。なんか足りない気がします、この募集。

そういう壁を乗り越える人を探してるんでしょうけど、繰り返しますがそういう人は自分で勝手にコネクションを張るんじゃないでしょうか。中間業者の能力って、取り持つ相手同士の不足をどこまで補えるかが重要だと思うのです。出し惜しみしないで、もっと自分の情報をだしなよ。そのほうがもっとたくさんの人が幸せになれるよ、と。

今日はそんな感じで。

amazonリンク】