pc4beginnerの日記 はてなブログ版

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年末のご挨拶

このネタ、年始の挨拶用にとっておくつもりでしたが年末のご挨拶で使ってしまいます。

下記はCMのフレーズですが、これを強く強く感じる一年でした。

2種類の人間がいる。
やりたいことやっちゃう人とやらない人。
やりたいことやってきたこの人生。
おかげで痛い目にもあってきた。
散々恥もかいてきた。
誰かの言うことを素直に聞いてりゃ、
今よりずっと楽だったかもしれない。

でもね、これだけは言える。
やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白い。
俺はこれからもやっちゃうよ
あんたはどうする?

「やっちゃう」を、「考えて、実行する」と解釈するとわかりやすくなると思います。

15年前に今の会社に入社して「サラリーマン」となりましたが、日本の常識となってしまった「サラリーマン」を知らなかった自分にとっては未知の世界でした。だからたくさん道を踏み外し、今もまだまっとうなサラリーマンになれない自覚があります。その「常識」は今も「考えて、実行」して勉強中しています。

そんな勉強の中で理解できないものが「誰か(上司)の言うこと(命令)を聞く(無条件に従う)」でした。考えるな、と。

どうしても「何故?」という答えのない物には従えませんでした。出来る人からはそもそ「何故?」と考えてしまう言葉は出てきませんし、たとえそれがあっても理由を聞くと「なるほど」としか言えません。
しかし、残念なことにそんな人ばかりではありません。テンプレの「それが常識だから」という台詞には、今だからこそ言えますが「その常識ってなんだ?」といつも思っていたものです。「サラリーマンのくせに」と何度言われたかわかりませんし、今でも言われ続けています。自覚は凄くありますけど。

でも、だからこそ、会社の変遷や親会社の没落、身売り、親会社の再度の没落、社員の大量離脱、そしてそれに伴う「上司の変更」があっても、新しい「常識」が増えるだけの自分には影響がありません。給料にはとっても影響がありますが。。。

そもそもサラリーマンはじめる前から高確率で「人と違うレール」を歩んできた自分には「常識」が不足しています。だから頼る物が無く、結果的に「出来ることをやる」=「やりたいことをやる」という道しかありませんでした。

だから今(きついので人には勧められないけど)面白い人生を歩んでいますし、それがお仕事をいただくネタとなっています。酒を飲みながら「仕事が・・・」と愚痴をこぼすだけの人生とは無縁でいられています。自分自身の能力不足にはたくさん愚痴をこぼしたいですけど。

「考え、実行する」ことは「勉強する」と同義だと思っています。
その「勉強する」ことをやめてしまったら、それは人生と言えなくなると思うのです。

40過ぎのおっさんになりましたが、まだまだ勉強することだらけです。そしてご縁があって、今年もサラリーマンの常識を守っていたら出会えなかったたくさんの「勉強している人たち」と巡り会えた一年でした。来年はそんな人たちに「一緒に勉強しよう」と言ってもらえるよう、精進する年だと考えています。

そんなわけで、今年ご縁が繋がった方たちも、以前よりご縁を繋いでいただいてくれている方たちも、来年も引き続きよろしくお願いいたします。

追伸:
そうやって生きてきても、後悔する瞬間はたくさんあります。でも、そこでもがき続ければ過去の自分が何かを届けてくれると思うのです。今の自分を最も支えてくれるのは、過去の自分なので。