pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

Facebookって難しい。

先日、失礼をしてしまった人から、丁寧なメッセージと友達リクエストを頂いた。こういう「言葉」があると、繋がることを断る理由もない。というか、こうやって言葉を交わすことから人との繋がりがはじまることを再認識させていただいた。そんな感謝を込めつつ、こちらからも友達リクエストをポチっとさせていただいた。


なんてことをFacebookで書き込んでみたのだけど、ちょっと続きが書きたくなったのでブログにエントリを上げてみます。

これについてはAllAboutで新しいサービス(AllAbout GoodAnswers)と言うのが始まり、そこにFacebookのアカウントで登録していたのがそもそもの発端でした。
上記サービスを使うには認証が必要で、それにはtwitterFacebook、そしてメールアドレスが使えます。その中でFacebookを選んだのは、AllAboutでは実名を晒しているため、匿名(というかハンドルネーム)で使ってるtwitterではなくFacebookを選んだのと、メールアドレスよりも登録に手間がかからなかったという簡単な理由でした。

ところが、ここからFacebookに逆に流入すると言うことは全く考えていなかったのです。
この流れで友達リクエストをしていただいたのです。

しかし、私はFacebookはすごく私的な繋がりのある人としか使っていません。
理由はニュースフィードのフィルタが貧弱で、友人と繋がるための必要な情報が拾いにくくなってしまうから。
twitterなら流し読みが許される空気がありますが、顔見知りと繋がってるFacebookでは自分の投稿内容も考えていますし、相手の情報もきちん読むようにしています。なのでむやみに広げると収拾がつかなくなってしまうのです。

そんなわけで、AllAbout GoodAnswers経由だと気がつかなかった私はさらりとお断りの連絡を入れて拒否してしまいました。

ところが今度はきちんとした個人情報のメッセージ付きで友達リクエストを頂いてしまったのです。しかも、とても興味のあるプロフィールでした。

ネット空間の良いところは、距離と時間、そして物理的なものを超越できること。顔を突き合わさないことで年齢や性別、外観を気にせず素の状態で交流が出来ることにあります。連絡をいただいた方は親父のほうが年齢が近い大先輩とも言うべき年齢の方です。しかも遠方に住んでいて、バリバリ体育会系の人生を歩まれた、文系な私とは接点を探すのが難しいような方です。

そういう方に興味を持っていただけたのはとても光栄なことででもあるので、前回の非礼を詫びつつ、改めてこちらから友達リクエストをさせていただいたのが上記の顛末です。



さて。

今回の件は、Facebookでの繋がりについて考えさせられる出来事でした。
見知らぬ人と繋がれるメリットと、クローズな友人関係を維持する事を、Facebookでどうやって管理するかです。
今でもFacebookでは、顔見知りの知人と繋がっていないものもあります。
それは今までの経緯が理由だったり、直接お願いしていないから友達リクエストをしていなかったり理由は様々です。
しかしそれは交流関係について、ある側面からの整理をFacebookがしてくれていることにもなります。

これ、すごく怖いです。はっきり言えば、交流関係の分類とランク付けを可視化するということになりますから。

そんな事を考えると、なぜ有名人がFacebookをクローズな友人関係に絞っているかが理解できたような気がしました。見せると危ない情報が、そこに含まれているからなんだ、と。

実名登録のFacebookの問題点を垣間見て、ちょっとmixiに回帰しようかなんて考えてしまいました。あちらのほうが緩い繋がりで、ある意味居心地が良いですから。

今日はそんな書きちらした感じで。