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責任を放棄した日本人へ(原発事故について)

ネット上に散見される原発事故関連の様々な思いを見ていて感じたことを書いておきます。


1945年に広島に原爆が落とされた後、地球は年々核汚染されています。原爆実験だけでなく今回の福島第一原発事故チェルノブイリ原発事故、原子力をエネルギーとした船舶の沈没、その他etc。それらによって大気中にばらまかれた放射性物質がどれほどの量なのか知るよしもありません。


それを踏まえた上で、3月11日以降の行動を考える必要があります。


少なくとも短期間では、福島第一原発の半径20キロ、および避難指定区域以外では放射能の影響はただちに起こるレベルではないようです。これは最悪のケース場合で、かつ乳幼児には危険なレベルのようです。少なくとも今の段階では避難は妥当なのかもしれません。


それ以外の場所では自己判断の世界に入ります。放射能の影響は高濃度であれば研究は進んでいますが、低濃度、かつ長期間での影響についてはまだまだ未知の領域が多すぎるからです。影響がないかもしれないし、あるかもしれない。短期間なら大丈夫かもしれないけど、それがどれ位の期間なのか。研究結果はありますが、それが確定したものとは言いきれません。サンプルが少ないので、研究事例とその研究対象の分母、そしてなにより議論がされ尽くされていない感があるからです。


ま、そんな話は今回のエントリには全く関係なくてですね(書いたことも素人考えのものですから)。


東京電力原発の責任について


「国(政府)に作れと言われていたから」


という態度がそこかしこに見られます。


現在の政府を運営している民主党


自民党が作らせたものだから」


という態度が見られるように思います。


その自民党


「今の政府が危機管理をしっかりしてなかったから」


という発言をしているように見えます。


その政府を構成する国会議員を選んだ国民の中には


「政府がしっかりしていない」


と言う方がいるわけですね。


いったい、何処に責任の根っこがあるのでしょう?
誰に責任を持っていけばいいのでしょう?


「自分には責任はないですか?」


他人を攻撃する人。
他人に責任転嫁をする人。
そんな方達に聞いて回りたいです。
そこから目を背けていたら、物事は本質的に前には進んでいきませんよ。


【関連エントリ】
 政治家について徒然。

 乞食と原発処理

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