pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

編集という仕事について

今日も電子書籍の森について書いていきます。


この電子書籍の森は、昨年のiPad発表以降、にわかに盛り上がった電子書籍ブームで言われていたこの言葉がきっかけでした。


「もう編集はいらない」



嘘やろ!(偽関西弁)
むしろいるやんか!!(偽関西弁)


私自身はAllAboutで記事を書かせていただいていたりしますが、編集の力が無ければろくな文章が書けないと自負しています。いや、誇ってはいけないのですが。


編集とタッグを組み、アイデアを練り、校正をしてもらってよりよい文章に練り直す。これはすごく楽しい作業です。「プロ」との協業は、文書を書く人間にとって刺激を受ける取り組みです。これが楽しくないわけがない。


でも、編集という仕事は日陰の作業という印象があります。それは何故か?


その理由は、著書の中に目立たぬように編集者が記されている事にあると思います。これはすごくもったいないと考えています。


たしかに、会社の命令などで編集をする場合には必要ないでしょう。
しかし、自分自身が著者を見つけ、タッグを組んで書籍を出すのだとしたら?
そこには著者と並び、大きく編集者が記される事になるでしょう。


もちろん、モノ書きの方達にはこれはわかっている場合もあるようです。後書きや、モノ書きの方の文章を読んでいると編集の方々への感謝が記されているケースをよく見ます。


ならば、この方達をもっと前に出そう。著者と同じぐらい編集が目立っても良いのではないか。


電子書籍の森は、編集とモノ書きが対等になる場となります。
その仕組みが整い次第、もっと詳しく書いてみます。


ちなみに、電子書籍の森はこれ以外にもあと3つの立場の人間が出てきます。
それはおいおい紹介します。


今日はそんな感じで。