ブログは「保存力」で選びましょう
今日はtwitterからひとつまみ、のおサボりエントリ。
以前マイクロソフトがブログシステムを 自社の独自ブログシステムからWordPress(ワードプレス)に変更した際、自動で過去のログを保存しませんでした。あくまでもバックアップはユーザーの作業であり、マイクロソフトは関知しない、と。
ブログは本人から見れば大切な日記であり、他人から見れば知が集約された素晴らしい読み物でもあります。移行期間があったとは言え、ブログを既に更新していない人は気づかなかった可能性が有ります。そんな人がふと自分のブログを見たらビックリする事でしょう。
自分の記憶が消されているのですから。
この記録の価値を軽んじたマイクロソフトの姿勢は擁護の言葉が見つかりません。「おまえは何を言っているんだ?」と。
とは言え、自衛の意味を込めてブログのバックアップはあるに越した事はありません。このバックアップが簡単にできるかどうかは、ブログのお勧め度に繋がります。
その観点から見て最もお勧めしないのがアメブロです。他のブログサービスであるFC2やココログ、はてな等からの引っ越しツールは提供していますが、自分のブログのデータを抽出する機能は提供していません。
これはサイバーエージェントが「アメブロで書いたブログはアメブロのもの」というスタンスを取っているためです。ブログを使ってどのように商売をしているかを知れば不思議な話ではありませんが、どう考えてもこれがいただけない。
もちろんやりようによってはバックアップも取れますし、使い勝手は和悪くありません。しかしその姿勢を見ていると、ブログの内容を預ける相手としてちょっと不安に感じてしまうのです。
ちなみにはてなはその辺しっかりしてますよ、とヨイショしつつおしまい(ちょっと使い辛いけどね)。