pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

ハローワークに行けば分かる。

若いってのは雇用に直結する最大の武器です。そんなことも分からず菅総理の「雇用が第一」を吹き飛ばす施策が検討されているようです。

「低学力用」センター試験ができるらしい(PJニュース)

そこまでして入れた大学でどんなことが学べるのでしょうか。IT業界では高卒程度の若い連中を雇った方が絶対伸びるし、大工や理美容業では中卒で実地で技術を叩き込まれた職人のほうが伸び代が大きいものです。F1レーサーですら小さい時からの英才教育が必要な時代になんて試行錯誤な事を考えるのでしょうか。開いた口がふさがりません。

だいたい、小学校から数えて16年も学び、一体何が出来るようになると言うのでしょうか。大学を経験してない人間なので大学について語ることは出来ませんが、10代後半〜20代前半を将来の投資にしない人間が可哀想なことぐらいは分かります。少なくともほとんどの人間は教育コストを回収出来ない。大卒の初任給が良いのは、競争を勝ち残ったごく一握りの人間だけです。

大学に行きたい、と言われた時点で子供に将来について真剣に考えさせるべきべきです。大学が必要なら勉強をすればいい。必要でないなら金を稼ぎながら自身の進む道を模索すればいい。気づきは学舎という閉鎖空間より社会のほうが多いに決まってるのですから、無理に大学に行く必要は無いと思うのです。

そんな当たり前の事が普通に会話できないのを知ったのはこの数年のことです。私の常識は社会の非常識だと知りました。だから、なるべく常識のある人とは議論をしないように努めています。喧嘩になってしまうので。

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