pc4beginnerの日記 はてなブログ版

はてなダイアリーで書いていたブログの移行です。

大阪地検の検事のIT情報弱者っぷりが凄まじい

可哀想な検事さんのために、ちょっとばかりの解説と共に以下のリンクを解説。

検事、押収資料改ざんか 捜査見立て通りに 郵便不正(asahi.com)

フロッピーの日付、検察に都合よく 押収資料改ざん疑惑(asahi.com)

大筋を説明すると、押収したフロッピーディスクのデータの更新日付が自分たちの描いたシナリオにそぐわないため、日付を改ざんしてしまったというもの。いやー、悪質きわまりないですな。法もへったくれもあった者じゃありません。

ま、それはさておき。解説するのはこのあたり。

他のデータについては上村被告が厚労省の管理するパソコンで操作したことを示していたが、最終更新日時だけが別のパソコンと専用ソフトを使って変えられた疑いがあることも確認された。

この専用ソフトというのは、更新日付を変更できるソフトのことでしょう。パソコンは様々なファイルを管理する上で
 ・作成日付
 ・最終更新日付
の2つを必ず情報として持っていて、この中で最終更新日付は、通常は書き換えた時間で保存されますが、特定のソフトを使うと強制的に他の時間で書き換えることができます。で、このソフトについてですが、再度引用。

主任検事は「上村被告によるFDデータの改ざんの有無を確認するために専用ソフトを使った」と説明したとされるが、同社の担当者によると、このソフトはデータを書き換える際に使われるもので、改ざんの有無をチェックする機能はないという。

・・・改ざんって、何のことを指しているのかさっぱり分かりません。そもそもパソコンのデータは保存されているものが全てで、改ざんしていたらその証拠は出せるわけがないのです。普通の人なら。

ところが、専用のソフトを使うとある程度改ざんの歴史がばれてしまうのです。

朝日新聞が大手情報セキュリティー会社(東京)にFDの解析を依頼。

上記のような専門の会社が使う「高価な」ソフトならば色んな情報をぬき取る事ができるのです。しかしながら、

朝日新聞の取材に応じた検察関係者は「主任検事から今年2月ごろ、『村木から上村への指示が6月上旬との見立てに合うよう、インターネット上から専用のソフトをダウンロードして最終更新日時を改ざんした』と聞いた」と説明。

とあるように、インターネット上にある無料ソフトではそこまではちょっと厳しい。というか、もしあっても基本的に無料ソフトは単機能のものが多いので、それぞれ別のソフトとなってしまいます。

このように、言ってることと、やってることがつじつまが合ってない。捜査内容だけでなく、自分の行動すら裏をとれない検事さんだったと言うことで、今後より糾弾されることになるでしょう。

いやー、面白くなってきました。何処までボロを出し続けるか、興味津々です。

ちなみにtwitter界隈で賞賛の声があがってるみたいです。朝日新聞、自身の献金問題を一時棚上げできるぐらいのスクープですなこりゃw