経済という戦争と、ぼろい商売と、そのしっぺ返しと。
面白いエントリ(というかブログ)を見つけたので、ちょっと引っ張ってきました。
[雑文]だからアメリカは嫌われる(Rails で行こう!)
そんな消費大国(アメリカ)に付け込んで商売をしていたどこかの国の自動車産業についてちょっと考えてしまいました。
アメリカという国は、実は住宅だけでなくクルマもとにかくローンを組ませて買わせていました。どう考えてもその人には(生活道具としては)不要な大排気量のクルマを、どう考えても維持でいっぱいいっぱいの低所得者にもバンバン買わせていました。記憶にあるWebページが見つからなかったのですが、こんな事例もあったそうです。
驚愕!アメリカの自動車ローン(●夢と笑顔と感動と・・・「人生の目的へ向っているのか!」)
そこに付け込むことで対米輸出はどんどん大きくなり、競争力をつけていきました。もちろんアメリカの自動車産業も自国で同じように商売をしていましたし。どこかの国の自動車産業も輸出するだけでなく、現地法人を作り、雇用を産み出し、アメリカに貢献をしています。
対米輸出が全てではないのですが、マーケットシェア的にも間違いなくどこかの国の自動車産業を大きく発展させた大きな理由と言って良いでしょう。そこに文句をつけると「あちらを立てればこちらが立たず」的な話になってしまいそうな気がします。この話は中国の産業にも当てはまると思うのですが、如何でしょうか。
中国も流れ込んで来る金を使い消費をしていますが、成長が鈍化した途端そのアメリカと同じようなことを言い始めるでしょう。経済ってのは政治を巻き込んだ戦争であり、多少理不尽に聞こえる言葉も裏に潜んでいる事実と照らし合わせればそんない無茶なことも言ってません。これはつまり「やり過ぎだからちょっとは自粛しろよゴルァ!」と牽制をしているのであり、そんな言葉に中国も耳を貸すわけはありません。
ま、例として挙げた自動車産業については、えげつない(と個人的には思います)商売をしていたのでその後どうなったのかは周知の事実です。買うも自由、売るも自由、でもほどほどにねって事で。
なんて偉そうなことを書いておいて、このブログの他のエントリを読んでいたらこんなのも見つけました。偉そうなことを書いておきながら、イカンですね>俺 ちゃんと主義主張をきちんと踏まえた上でエントリ書かなきゃアカンです。
[雑文]私が文章を書く理由(Rails で行こう!)
私の文章を読めば、細部の論理は破綻していても、こころの奥底で何か伝えたいものがあることがわかってもらえるんじゃないだろうか。